この記事は、2012年6月現在の情報を基にしています。最新の情報は、住宅金融支援機構のホームページでご確認ください。
この仕組みには以下の2つのタイプがあります。
■「買取型」
民間金融機関の長期・固定ローンを買い受け、信託した上で、それを担保としたMBS(資産担保証券)を発行するタイプ。
■「保証型」
民間金融機関の長期・固定ローンに対して住宅金融支援機構が保険を付した上で、それを担保として発行された債券などについて、期日通りの元利支払いを保証するタイプ。
そのほかとしては、民間の住宅ローンが不足の事態に陥った場合に、あらかじめ結ばれた保険契約に基づいた保険金を支払い、住宅ローンの円滑な供給を支援する住宅融資保険や、民間金融機関では対応が困難な融資なども実施します。
■返済中の債権の管理業務
次のような住宅金融公庫が実施して現在返済中となっているローンの管理を引き継ぐ。
・公庫融資
・財形住宅融資
・フラット35
※フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携してみなさまに提供している長期固定金利住宅ローンです。長期固定金利住宅ローンは、資金のお受取り時にご返済終了までのお借入金利・ご返済額が確定する住宅ローンですので、長期にわたるライフプランを立てやすくなります。 フラット35は、「ずっと固定金利の安心」で大切なマイホームの取得とその後のライフプランをサポートします。
また、ご返済中に繰上返済や返済方法の変更を行う場合も、手数料はかかりません。
併せて、新築住宅では、建築基準法に基づく検査済証が交付されていることを確認しています。※物件検査に当たっては物件検査手数料が必要で、お客様のご負担となります。物件検査手数料は検査機関または適合証明技術者によって異なります。
また、お客さまに万一のことがあった場合に備えて、機構団体信用生命保険や3大疾病保障付機構団体信用生命保険をご用意しています。※ 機構団体信用生命保険または3大疾病保障付機構団体信用生命保険の特約料は、お客さまのご負担となります。
■融資業務
重要ではあっても民間では提供が難しい、都市居住再生、災害関連、高齢者・子育て世帯向け賃貸住宅などに対しての融資を行う。
■住宅ローン情報の提供業務
マイホーム希望者や住宅ローンを借り入れる人に、賢い住宅ローン選びのための情報や、良質な住まいづくりのための情報を提供する。
■住宅融資保険業務
民間金融機関などの住宅ローンに保険を付け、中小の金融機関なども、円滑に住宅ローンを提供できるようにする。
■証券化支援業務
民間金融機関などの長期・固定金利住宅ローン提供を、証券化という手法で支援する。